龍馬没後150年の今年、龍馬直筆の手紙など貴重な資料が高知県を“脱藩”。
本展では、関東で初公開の書簡をはじめとした龍馬の資料の数々をご紹介いたします。
坂本龍馬(1835~67)は土佐に生まれ、28歳で脱藩。天下国家のために命を懸けて動きましたが、今から150年前に京都・近江屋で凶刃に斃れました。 幕末という幕藩体制の終わりに、浪士として動き、新しい国家づくりを考え続けた坂本龍馬には、土佐の「海援隊長」という肩書しかありません。 しかし、没後150年経った今も、坂本龍馬を慕う人々はあとを絶ちません。
そんな龍馬の故郷土佐にある高知県立坂本龍馬記念館。龍馬に触れ、知り、語りあう場として多くの方に親しまれてきました。 龍馬没後150年の今年、記念館は新館建設と既存館全面リニューアルのため、一年間の休館をしています。そのため、この機会に記念館から出かけて行こうと、国内4会場での巡回展を開催することになりました。(グランドオープンは、2018年春予定) 龍馬にとって、江戸は“世界”に目を開いた場所です。龍馬は北辰一刀流の剣士として江戸の千葉定吉道場で修業し、この江戸で幕末の幕開けを体験しました。
今回の東京開催にあたっては、記念館と親交の深いソフトバンクグループ代表 孫正義氏の協力のもと実現し、ホテル雅叙園東京「百段階段」という素晴らしい場所で、 一人でも多くの方に龍馬に触れ、親しみ、語りあっていただきたいと思います。幕末の風と龍馬の息吹をお感じください。
主催者挨拶