※写真はイメージです。
モダンで華やかな銘仙着物や洋装コーディネートの衣裳展示とともに、「職業婦人」「夜会」「銀ブラ」などのキーワードごとに舞台や映画のワンシーンのような情景が登場。
登場人物の一人になったようなフォトスポットもお愉しみいただけます。
協力:松竹衣裳株式会社
ルネ・ラリック香水瓶
≪ラ・ベル・セゾン(美しい季節)≫
舶来品白粉 3種
石鹸箱 資生堂
ルネ・ラリック香水瓶≪ラ・ベル・セゾン(美しい季節)≫/舶来品白粉 3 種/石鹸箱 資生堂
洋風化への移行から定着が進んだ明治から大正、昭和初期にかけて輸入された舶来品、それらをオマージュして生まれた国産製品など、美しいデザインの香水や化粧品約50点をご紹介。あわせて、バッグやアクセサリー、モダンガールをモチーフにした人形や菓子箱など貴重な資料とともにモダンガールが生きた時代を振り返ります。
協力:アダチヨシオコレクシオン ※一部撮影不可
竹久 夢二≪湖畔の秋(令女界)≫
1924(大正13)年創刊の雑誌『婦人グラフ』表紙をはじめ、「セノオ楽譜」シリーズ、「中山晋平作曲全集」『令女界』などに描かれた竹久 夢二によるモダンガールが大集合します。当時の女性たちが憧れた夢二の描くモダンな女性像とともに、優れたグラフィックデザインにもご注目ください。
デビューした頃の
竹久 夢二
小林 かいち≪君待つ宵≫
当時、流行の最先端であったアール・デコのスタイルを取り入れたモダンなデザインで独自の世界観を作り出し少女たちの熱狂的な支持を受けた小林 かいち。
本展では「二号街の女」「彼女の青春」「君待つ宵」「灰色のカーテン」などの代表作をはじめとした30点余の絵封筒・絵葉書類を通して小さな作品に凝縮された小林 かいちの世界をお愉しみいただきます。
小林 かいち
『人でなしの恋』江戸川 乱歩×夜汽車 立東舎
大正時代は複製技術の発達とともに出版文化が花開き多くの雑誌や書籍が刊行されました。
怪奇趣味や江戸趣味とともに「大正デカダンス」という言葉も流行したこの時代。
怪奇幻想小説を代表する作家・江戸川 乱歩×現代の人気イラストレーター・夜汽車のコラボレーションによる『人でなしの恋』(立東舎「乙女の本棚」シリーズ)が立体展示となって登場。モダンガールたちが生きた時代の、耽美と幻想の文学世界をご体感ください。
加藤 美紀 過去作品イメージ
≪大正浪漫主義≫部分 2021(令和3)年
加藤 美紀 過去作品イメージ≪大正浪漫主義≫部分 2021(令和3)年
時は流れ、いつの時代にもその時を生きた「モダンガール」が現れました。
頂上の間では、画家・加藤 美紀氏による文化財「百段階段」とモダンガールをモチーフとした新作をお披露目するとともに、作品に描かれたアンティーク着物の実物を展示します。
協力:スタイリング 大野 らふ(Ponia-pon)