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ホテル雅叙園東京で生まれた幸せの物語

曙色
帰ってきたい場所。
帰ることができる場所




32年前の1992年10月11日にホテル雅叙園東京でお式を挙げられたお二人は毎年記念日にホテル雅叙園東京に遊びに来ていただいているとのこと。
そんなお二人に今回、当時の想い出やご夫婦円満の秘訣などをインタビューさせていただきました。



― お二人のなれそめをお伺いしてもよろしいでしょうか。

旦那様 二人とも好きな音楽の系統が一緒で、そのライブハウスが新宿とか池袋とかにたくさんあってあの時は歌舞伎町で自分は1人で、こっちは友達と来ていてカウンターで座っていたんだけど…
奥様 私は常連だったので「一人で来たんですか?」とみんなで話しかけてたんです。でもその場はそれで終わって、それからまた別の日に今度は池袋で偶然会ったんです。連絡先も交換してなくて本当に偶然。
旦那様 1カ月もしなかったんじゃないかな。あれっ?と思ってそれで話しかけたんです。
奥様 そこから連絡先交換してライブに一緒に行くようになって、その出会いのエピソードをお友達が漫画にしてくれたんです。それを冊子にして結婚式にきてくれた人に配ったんですよ。


― 素敵です。運命的な出会いだったのですね!
― 挙式のお日にちは10月11日とのことですがなぜその日にされたのですか?


奥様 私がサレジオ教会の卒園で、そこで挙げたかったんですけど、当時芸能人が挙げた関係で人気が殺到していて予約が取れなかったんです。でも、神父様とも知り合いだったのでちょっと話をしたら「取ってあげるよ!」とおっしゃっていただいて、そしたらある日突然電話がかかってきて「ちょうど運動会の日がずれて10月11日なら空いている」と言われ即答でお願いします!と伝えました。
そこから挙式までの期間が半年くらいしかない中で10月11日が空いている会場をいくつか探していてその中で目黒雅叙園(現在のホテル雅叙園東京)が一番場所も近いし、ちょうどリニューアルした翌年だったのできれいだし良いねとなって決めさせていただきました。


― 当ホテル以外にも何件かご見学されたのですね。

奥様 他にも見たんですけど雰囲気が暗い感じがして。それに私はドレスが着たかったので純和風より洋風要素が少し入っている方がいいなと思ったので決めました。


― 実際に披露宴でこだわったことなどはおありですか?

奥様 披露宴の司会を幼馴染の友人にお願いしたことと、その当時キャンドルサービスが主流だったのですが、各テーブルを回るときに砂糖で作ったベビーシューズを一人一人に配りました。

― ベビーシューズにされたご理由は何だったのですか

奥様 「ベビーシューズをもらった人は幸せになる」といういわれがあると聞いたので、その話に乗ってしまいました(笑)。

― 素晴らしいです。ゲストの方々のことを想ってのベビーシューズだったのですね。

奥様 それと私はお色直し中に余興等の演出が進んでしまうことが嫌で、ゲストの方たちとずーっと一緒に居たかったのでお色直しはせずにウエディングドレス1着で過ごすことにしました。その代わり試着でカラードレスをたくさん着せてもらいました(笑)。


― いいですね!ウエディングドレスは何着くらい試着したのですか。

奥様 ウエディングドレスはオーダーで作りました。

― オーダーだったのですね!それではなおさら想い入れがありますよね。

奥様 そうなんです。なので1着が良かったんです。
旦那様 まさかこのドレスを娘が着るとは…。

― えっ!娘様が着られたのですか?

奥様 そうなんです。これをリメイクして着たいと言ってくれて。でも当時はバブルなので、デザインを今風にリメイクしてくれるところを探して直してもらったんです。

― 素敵ですね~!娘様から着たいというお話があったのですか?

奥様 そうですね。「これ着ていい?」と言われたので、いいよ~!使っていいよ~!って言いました。


― その他披露宴で想い出に残っているエピソードはありますか?

奥様 ちょうどその日が目黒まつりで着付けが終わってサレジオ教会に移動する時にちょうどパレードが始まってしまって。
旦那様 道が混んでしまったんです。
奥様 運転手さんが何とか迂回して本番5分前?くらいに着いて「はい!本番!」って感じだったんです(笑)。
旦那様 そういうハプニングがあった方が記憶に残っているし。
奥様 愉しかったよね!

― それから毎年ホテル雅叙園東京に遊びに来ていただいていると伺いました。

旦那様 毎年10月になるとサレジオさんに行くんですよ。それからホテル雅叙園東京に寄ってカフェでお茶しているんです。それで当時のことを想い返しているんです。


― お二人は本当に仲が良いですよね、最後に未来のご新郎ご新婦へ夫婦円満の秘訣を教えてください。

旦那様 ケンカしないことかな。今まで大きなけんかしたことないんです。意見が合わないことはよくあるけど話し合います。
奥様 それで結論が出ないときは一晩おきます。それで改めてお互いの気持ちが静まったところでもう一回話し合う感じですね。お互い怒らせたくないって気持ちがあるんだと思います。
旦那様 お互い気持ちよくないじゃないですか。
奥様 「些細なことでも、言って」って最初の頃はよく言ってましたね。
旦那様 お互いのことってやっぱり言葉に出さないと分からないからね。

― 今日はお忙しい中、未来のご新郎ご新婦にありがとうございました。またいつでもホテル雅叙園東京に遊びにいらっしゃってください。