仕事を知る

ウエディングプランナー

初めて来館したお客様に対して営業しご成約いただく＝「新規接客」と、ご成約後にさらに詳しく希望を伺い挙式・披露宴をプロデュースする「打合せ」に分けられます。
お客様の気持ちに寄り添うホスピタリティだけでなく、高額かつ無形商品を扱う責任感が必要とされます。
最近ではフォトウエディングの需要も高まっており、フォト専門のプランナーもいます。

衣裳コーディネーター

ご新郎ご新婦やご両親をはじめ、ご参列になる皆さまへの衣裳コーディネートを担当します。ドレスだけでなくアクセサリーや和装も取り扱いがあります。
ご新郎ご新婦のご意向をくみ取り、魅力を最大限に引き出すコーディネートを提案することが醍醐味です。
ホテル雅叙園東京オリジナルドレスやお仕立て白無垢のデザイン・企画、国内外のドレスの買い付けなども行います。

法人営業

企業や団体様に、宴会場を創立記念式典、株主総会、セミナー、忘新年会等さまざまなシーンでご利用いただくため、提案から契約まで行う「セールス」と、セールスの獲得した案件を無事に施行できるよう、当日までお客様と詳細な打合せをする「打合せ」に分けられます。
宴席には宿泊やレストラン等の利用が付随することも多いため、全部署の商品知識や各部署との調整能力が必要とされます。
ご婚礼とは異なりリピーターとなるお客様も多く、顧客との長期に渡る関係性の構築も重要です。

マーケティング・PR

ホテルのブランド力を高める施策「ブランディング」が主な仕事。
また、自社の魅力を世間の人々に幅広く知ってもらうため、マスコミの興味を引き、さまざまな媒体で紹介してもらえるように働きかけます。
取材や撮影の依頼などがあれば対応し、段取り～立ち合い～発表前のチェックなども行います。

営業企画

株式会社目黒雅叙園の営業企画部では、ホテル雅叙園東京内にある、東京都指定有形文化財「百段階段」を管轄しています。
文化財「百段階段」で行う季節ごとの企画展の企画立案から運営まで、すべてを担っています。

フロント・予約管理

フロントはチェックインからチェックアウトの間に発生するさまざまな手続きを担当します。
「何かあればまずはフロントへ」と考えるお客様も多いため、ホテルのすべてを熟知しておく必要があります。
また、宿泊ゲストの6割以上が海外からお越しになるため、英語を多く使うセクションです。
予約管理は電話やメール、旅行代理店などさまざまな窓口から入ってくる予約を一括で管理し、予約をコントロールします。
できる限り高単価で満室になるよう、過去の実績や予約の伸び率などから販売時期や価格を調整します。

ベル・ドア

訪れるお客様と一番初めに会い、ホテルの「顔」となる仕事。
ホテル内を縦横無尽に歩き回り、他部署との関わりも大きく、連係プレーが大切です。
特に繁忙期や大型グループのチェックインやアウト時にはスピードと正確さが要求されます。

コンシェルジュ

お客様のリクエスト対して、広い知識とアイデアで応えていきます。
聞かれたことをただ提示するだけでなく、常により良い方法やいくつかの選択肢を提示できるよう情報通でなければなりません。
情報は常に変わっていくので、コンシェルジュの仕事にはゴールがありません。

レストランサービス

メニュー説明、オーダーテイク、お飲物や料理の提供など多岐にわたります。
メニューや素材について聞かれることも多く、レストランで使用している食材や料理については深い知識が必要です。
また、リピーターになって頂けるようお客様を喜ばせるスキルも求められます。

宴会サービス

主に宴会場で料理やお飲物のサービスや会場セッティングを行います。
披露宴や宴席にご出席のお客様にとっては距離が一番近いスタッフになるので、接客スキルがお客様の印象や満足度を大きく左右します。
また、サービスマンとして経験を積むと「会場キャプテン」としてウエディングプランナーや法人打合せ担当が打合せした内容通り施行するため指揮をとります。
当日の変更等も多く、臨機応変な対応が求められます。

調理スタッフ

お客様への「おもてなし」の重要な役割を担う料理。
チーム一丸となり、多くのお客様の料理をスムーズに、かつ美しく作り上げます。
アレルギーや食中毒にも最大限の気を配り、オリジナリティ溢れるメニューを提案します。

人事・総務・財務経理

人事の仕事は採用～研修の企画実施、給与計算や社会保険全般の手続きなどです。
総務の仕事は外部企業と交わす契約書の管理や役所関係の法的な手続き、帳簿や印鑑簿など重要書類の管理など、いずれも仕事内容は多岐にわたります。
財務経理の仕事は一言でいうとお金の流れを管理することです。資金調達や運用・管理などから予算編成や経営分析なども行います。
ホテルは一般企業と違い24時間365日お金が動き続けているため、徹底的な管理と綿密なコミュニケーションが必要とされます。